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症例紹介

症例1.「脊椎板ヘルニア」

 

ダックスフンド、ビーグル、コーギーなど胴の長い犬種で好発します。

椎間板が損傷などにより脱出し、脊髄・脊髄神経を圧迫することによって

四肢の麻痺、腰を痛がる、排尿・排泄困難、歩行異常などの症状が見られます。

軽度の症状であれば内科的な治療を行い、重度の場合は本症例のように外科的治療を行います。

症例2.「肝臓がん」

原発性と転移性の肝臓がんの2種類があります。原発性の場合、初期は症状が現れにくく、

症状が進行すると元気が急速に低下し、吐き気、黄疸、食欲不振など様々な症状が現れます。

早期発見されれば、外科切除による治癒が可能であるため、定期的な健康診断が推奨されます

症例3.「骨折」

 

左図:前肢両側骨折

右図:後肢(脛骨)骨折

症例4.「胆嚢粘液嚢腫

 

何らかの原因で胆嚢の中にゼリー状の粘液物質が貯留し、胆汁の分泌を傷害している状態です。

そのため様々な消化器症状を引き起こし、状態が進むと、黄疸や胆嚢破裂に伴う腹膜炎などの

重篤な合併症を引き起こします。

症例5.「会陰ヘルニア

 

肛門周囲の筋肉が薄くなることで、腸(まれに膀胱、他臓器)が脱出することで起こります。

未去勢のオスで起こりやすい傾向があり、重度の場合、腸閉塞や膀胱の脱出による排尿障害

が生じ、命が脅かされることがあります。

症例6.「気腫性嚢胞

肺の肺胞隔壁損傷や拡張、肺線維症、慢性気管支炎など多彩な原因により、肺に気腫が生じ、

胸腔に空気が漏れることがあります。

結果として食欲低下、元気消失、呼吸困難などの症状がみられるようになります。

症例7.「副腎腫瘍

 

副腎からは複数のホルモンがでているため、ここが腫瘍化すると過剰なホルモン放出が生じ、

全身に多大な影響を与えます。

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